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C3ピカソ試乗記   

2010年 02月 04日

試乗当日の記事は長くなりすぎることを配慮してインプレの詳細は敢えて書きませんでした。簡単に試乗のチャンスを得ることの出来ないクルマだけに、全国のC3ピカソ・ファンのみなさまのために(笑)、ちょいとインプレをば…。

試乗したのは1.6VTIです。
エンジンルームにとてもスッキリと納まっていました。これからはこういう小型エンジンの時代ですね。

エンジンのピックアップは予想以上に良かったです。気持ちよく吹け上がっていく感じ。これはMTの影響も大きそう。ATだとまた違った印象になるのだと思います(C3ピカソにATの設定は元々ありません)。今までフィットちゃんに慣れてしまっていたから、アシ車にMTは面倒な感がなきにしもあらずですが、乗ってて楽しいならOKでしょう。

クラッチはメチャクチャ軽い。軽すぎてかえって心配になるほどです。その分、ミートポイントが探りにくいかも。ま、これは慣れでしょうね。

左右の見切りは良いから、左ハンドルに乗ったとしても車幅感覚はつかみやすいと思います。

ほんの10分ほど街乗りしただけですから、すべての特徴を感じ取ることはできていませんが、印象はおおむね良好でした。

強いて気になった点を挙げると、シトロエンとは思えないほど乗り味がゴツゴツしていたことでしようか。この点は万歳さんとも意見が一致しています。「なんかドイツ車みたい…」とは万歳さんの弁です。その分、ドアの閉まり方なんかもドイツ車っぽかったりします(笑)。

あと、思ったよりもリア周りが狭かったことかな。リアシートとラゲッジルームを含めた広さで言うと、見た目ではフィットのほうが広いように感じました。ま、これがC3の限界なんでしょうけど…。これで文句があるならC4ピカソを買え、ということなのね。
とりあえず親子3人なら十分ですが、リアに大人3人は30分が限界かと思われます。

ただ、面白いのはフロントよりリアのほうが座面がかなり高くなっているのです。だからリアシートに腰掛けながら前の人の頭越しにフロントガラスから前方の風景を眺めることができます。これって意外と他のクルマでは出来ないですよね。しかもパノラマルーフだとリアの頭上までガラスルーフが延びてきているから開放感はバツグンです。
ただし、座高の高い人がリアに座ると頭が天井につかえます。実際に、えにゃ師がリアに座ったらアタマが当たってました(笑)。本人は「狭いな…」と言ってましたが、アンタがデカすぎるだけです(爆)。

リアシートは座面も背もたれもフラットですが、座り心地は良好。さすがにフランス車、ここは外していませんね。リアシートに座った感じは、足を投げ出すというより、きちんと腰掛ける感じのほうがしっくり来ます。ソファではなく、もう少し脚の長い椅子に腰掛けた感じというと伝わるでしょうか。前述の座面が高くなっていることと関係があるはずです。

最後にもう一つ難点。
ドライバーが気持ちよく運転すると、リアに座っている人は身体が前後にガクガクします(笑)。
我が家の場合、ここをクリアできるかどうかは大きな問題ではありますが、本来リアに座るべき人たちが試乗できていないので、気づかなかったことにしておきます(爆)。
多少はサスやクラッチが良い具合に馴染んで(というかヘタって)解消されるものと思われます。最近のクルマの常でブレーキ・アシストが強すぎるのも慣れで解消するでしょう。今でもエリーゼからフィットに乗り換えてすぐは、荷物が10センチぐらい大移動する急制動です(笑)。

とまあ、思い出すままにアレコレ書いてみました。
なんにしても、次に買うファミリー・カーは自分が運転しても楽しいクルマにする、ということだけは決めてましたから、第一候補に躍り出たことだけは間違いないです。
たぶん今週末には買うことになっているでしょう…(ナゾ

C3ピカソ試乗記_c0193648_012485.jpg


photo by banzai

by ina-elise | 2010-02-04 00:22 | クルマ

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