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C or N, but P ?   

2009年 01月 22日

絞られつつあったはずのデジイチ選びですが、更に突っ込んで検討するうちに再び迷い道へ…(笑)。

ふと思ったのですが、一眼レフとロードバイクってホントに共通点が多いですねえ。メカ好きの心をくすぐるというのはもちろんですが、機材が使い手を選ぶという点もまったく同じです。金さえ出しゃ、いいってもんではないのですね。
それにカメラなのにフツーに買えばレンズが付いてないなんて、知らない人には???の世界ですが、ロードバイクもフツーに買うとフレームしかなく、ハンドルもサドルも付いてませんからね。初級者向けにレンズキットが販売されているのも、ロードバイクでいえば完成車仕様があるのと同じでしょうか。

もちろん、初級者のいなぞうが購入するデジイチはレンズキットです。

まず、購入候補第一のメーカーである、キャノン。
数日前までは、黙って売れ筋のEOS kiss X2を買うべし! と考えていました。ところが、よくよく考えるとボディ単体の性能差はkiss Fと大差ないのです。
有効画素数の200万ほどの差は、いなぞうの腕前では誤差の範囲内だろうし、液晶モニターの2.5と3.0の差もモニター画素数が同じ23万ドットなら、単に画面が大きいだけ。細部を拡大してピントをチェックするにはX2の方が有利かな、という程度です。
測距点の7点と9点の差は多少気になるけど、オートフォーカスばかりを使うわけでもないでしょうし、そもそも7点と9点でどれぐらいの違いがあるのかが分かっていない(爆)。

などと考えると、安いFでいいじゃん! となるわけですね。
 
ところが世の中というのはうまく出来たものというか、皮肉なものというか、いなぞうが検討し始めた頃には2万円ほどあった価格差がじりじりと詰まってきている様子。これはX2が次第に値を下げたのに対してFが踏みとどまっていることによるものです。となると、この価格差ならやっぱりX2か? となっちゃうわけなのね(笑)。

一方で、それならいっそのこと同じキャノンでも40Dはどうなのよ? との悪魔の囁きが…(笑)。
先日、量販店で実物に触れたのですが、ズブの素人でもはっきり分かるぐらい質感が違います。連写性能も気持ちいい~♪
kissシリーズとDシリーズの大きな溝がここにあることを実感してしまいました。趣味で持つ道具なのだから、少なくともミドルクラス(といっても中盤の底ですが…笑)のこだわりがあってもいいのではないかとも思うわけです。ただし、予算はほぼ倍です。

カメラ以外にも撮影環境を整えるための出費も必要だろうし、予算は抑え目で行くかなあ…、でも、モノの違いを知ってしまった以上、後悔するぐらいなら行っとけ! と、揺れる中年オヤジの物欲…(笑)。

もう少し景気の良い頃なら迷わずに40Dを買ってたと思うんだけど、公私共に出費を抑えねばならない事情が…(泣)。


でもって、もう一方の雄、ニコン。

こちらの結論はシンプルです。
D40は選択肢から外しました。理由は、いなぞうには難しそうなカメラである気がしたから。雑誌には「エントリー・ユーザーから上級者のサブ機として幅広いニーズ」なんて文句が踊ってますが、上級者が用途を割り切って使うならともかく、まったくの素人であるいなぞうには使いこなせない状況が多々ありそうだと判断しました。

かといって、D80では、カメラの側から選択肢に外されているような気がしたので、狙い目はD60。
ライブビューが使えないことを除けば、機能的には十分です。細かい仕様の違いを詳細に眺めていると、キャノンとニコンの方向性の違いとか、上位機種との差別化の仕方の違いなどが見えて、それはそれで面白いです。ま、購入する側としては面白がっている場合ではなくて、歯痒いのですが…(笑)。

D60の一番の買いポイントは値ごろ感が高いこと。ニコンを選択したとすれば、これを買っていることでしょう。

でもって、ここにペンタックスが入ってくるから、ややこしいのね。一旦は消したはずなのに再浮上。上に並べたモデルたちと比べて、K-mとかK200Dのほうがカメラ然としている感じがするんだな。クルマにたとえれば、一番エリーゼっぽい感じ。
でもなあ、バッテリーが単三電池ってのはなあ…。雑誌で誉められてるほど便利とは思えないんだなあ。やっぱり消しか…(笑)。


などと、まだまだ迷い道は続くのでありました。
でもね、こういう時間もそれはそれで楽しいものです。
いなぞうってホントに勉強好きなんだな…(自爆)。

by ina-elise | 2009-01-22 01:20 | カメラ

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